ここからは、実際に効果を上げた飲食店のSNSキャンペーン成功事例を10件、業態別・形式別に紹介します。自店舗の業態・目的と近い事例を見つけて、企画の参考にしてください。
事例1:ファミリーレストランチェーン|LINE友だち追加×レシート応募で生ビール販促
業態:ファミリーレストラン/SNS:LINE/形式:友だち追加×レシート応募
ファミリーレストランチェーンのびっくりドンキー様では、LINE公式アカウントの友だち追加後にビールを注文したレシートをアップロードして応募できるキャンペーンを実施しました。通常運用の公式アカウントとは別にキャンペーン専用LINEアカウントを開設することで、PR配信やクロスセル目的のブランド特化型販促を切り分けて展開できた点が秀逸です。
成果:1万名以上の応募が集まり、ビール購入者のうち約50%がキャンペーン起因で応募したという結果が出ました。さらにLINEの友だち数も増加し、その後の継続的なリピート促進の土台を構築できた事例です。
※株式会社ウィナス itsmon 自社調べ(過去支援実績より)
事例2:カフェ|Instagramハッシュタグキャンペーンで新店オープン認知
業態:カフェ/SNS:Instagram/形式:ハッシュタグ投稿
地方都市の新規オープンカフェが、「#〇〇カフェ巡り」のハッシュタグでドリンク写真の投稿を募集する企画を実施。当選者にはドリンクチケットや限定スイーツを進呈しました。フォトジェニックな店内・ドリンクの撮影スポットを意図的に設計しておくことで、来店者の投稿が自動的に量産され、オープン3ヶ月で地域での認知が大きく広がりました。
ポイント:カフェでは「店舗そのものが撮影スタジオ」になる設計が、SNS時代の販促の基本になりつつあります。
事例3:ラーメン店|Xフォロー&リポストで新メニュー告知
業態:ラーメン/SNS:X/形式:フォロー&リポスト
人気ラーメン店が、新メニュー発売に合わせて「公式Xアカウントをフォロー&対象投稿をリポストで、新メニュー1杯無料券が当たる」シンプルな企画を実施。新メニューのインパクトある写真と「100名様無料」というわかりやすい訴求が拡散を呼び、リポスト数は通常投稿の数十倍に達しました。当選者の来店時にはSNS投稿を依頼する設計にすることで、二次拡散も狙えます。
事例4:焼肉店|Instagramリール投稿型でグループ客集客
業態:焼肉/SNS:Instagram/形式:リール(動画)投稿
焼肉店が「#〇〇焼肉動画」のハッシュタグで、お肉の焼ける瞬間や乾杯シーンの短尺動画投稿を募集。当選者には人気部位の食事券を進呈する形式です。動画コンテンツは静止画より滞在時間が長く、視聴者の購買意欲を高める力が強いため、グループ客の予約が大幅に増加しました。
事例5:パン屋・ベーカリー|LINEクーポン×口コミ投稿で近隣リピート促進
業態:ベーカリー/SNS:LINE/形式:クーポン×口コミ投稿
街のベーカリーが、LINE友だち追加で5%割引クーポンを進呈し、さらにレシートをLINEに送信+商品の写真をInstagramかGoogleマップに投稿で次回20%割引クーポンが届く設計を実施。近隣住民のリピート行動と口コミ獲得を同時に促進し、Googleマップの評価件数が3ヶ月で大幅に増加しました。
事例6:カレー専門店|Instagram新メニュー試食モニター
業態:カレー専門店/SNS:Instagram/形式:試食モニター応募
新メニュー発売前に、Instagramで「新メニュー試食モニター10名様募集」と告知し、応募者の中から選ばれた人を招待。試食後にInstagram投稿してもらう設計です。発売前から期待感を醸成しつつ、発売日にはモニター投稿による口コミが一斉に発信されるため、リリース直後の初動が大きく加速します。
注意点:試食モニター企画は2023年10月施行のステマ規制対象になります。投稿に「PR」「広告」「企業様提供」など、関係性の明示を必ず投稿者に依頼してください。
事例7:居酒屋|Xインスタントウィン×レシート応募の複合型
業態:居酒屋(チェーン)/SNS:X/形式:インスタントウィン×レシート応募
全国チェーンの居酒屋が、Xでフォロー&リポストして応募した後、店舗での飲食レシートをアップロードすることで即時抽選のインスタントウィンに参加できる複合型キャンペーンを実施。「即時に結果がわかる」ワクワク感と、来店時の客単価条件によって応募者の質を担保し、来店促進と既存顧客のリピート喚起を同時に実現しました。
事例8:カフェチェーン|TikTokハッシュタグチャレンジで若年層獲得
業態:カフェチェーン/SNS:TikTok/形式:ハッシュタグチャレンジ
全国展開するカフェチェーンが、看板ドリンクを使った短尺動画投稿を「#〇〇チャレンジ」で募集。指定のBGMとエフェクトを使いやすく整備し、社員投稿で見本を作って初動の熱量を醸成しました。総再生数は数百万回に達し、Z世代を中心とした非フォロワー層への認知が大きく広がりました。
事例9:ファミレスチェーン|LINEマイレージ型キャンペーン
業態:ファミレス/SNS:LINE/形式:マイレージ(ポイント蓄積)
ファミレスチェーンが、対象期間中に来店した際のレシートをLINEにアップロードすると、来店ごとにポイントが貯まり、貯まったポイントに応じて景品と交換できる「マイレージ型」のキャンペーンを実施。単発の来店で終わらず、3〜6ヶ月にわたる継続来店を促せるため、ファミレスのような「習慣型」業態と相性が抜群です。
事例10:個人経営カフェ|Instagramストーリーズ拡散型キャンペーン
業態:個人経営カフェ/SNS:Instagram/形式:ストーリーズ拡散
個人経営のカフェが、低予算で実施できるキャンペーンとして、「指定の店舗投稿をInstagramストーリーズにシェアして、店内で見せると人気メニュー1品サービス」という設計を実施。応募ハードルが極めて低く、来店中に完結するため即効性があり、低コストで継続実施できる手法です。個人経営店でもSNSキャンペーンが実施できる代表的なパターンとして紹介します。