飲食店の集客成功事例11選|売上アップにつながるプロモーション戦略とアイデア


飲食店の集客方法を検討するマーケティング担当者

「せっかく美味しい料理を提供しているのに、なかなか客足が伸びない…」

「集客のために広告費をかけたいけど、費用対効果が不安…」

飲食店経営者であれば、誰しも一度は抱く悩みではないでしょうか。限られた予算の中で、いかにして集客し、売上を伸ばすのかは、経営者にとって常に頭を悩ませる問題です。

この記事では、飲食店の集客・販促に特化し、成功事例を交えながら効果的なプロモーション戦略を12個ご紹介します。それぞれの事例では、業態、規模、ターゲットを多様化し、あらゆる飲食店経営者が参考になるような内容となっています。ぜひ最後まで読んで、自店の集客戦略に役立ててください。

飲食店集客の現状と課題

飲食店の集客には、従来のチラシ配布やクーポン発行に加え、SNSやオンライン予約システムなど、複数の手法があります。一方で、飲食店を取り巻く環境は変化し続けており、新たな課題も浮上しています。

競合との差別化が難しい

個性的なメニューやサービスを提供していても、差別化を図るのは容易ではありません。
顧客の心を掴む、オリジナリティ溢れる戦略が必要となります。

集客コストの上昇

テレビCMや新聞広告、インターネット広告、SNS広告は、必要な予算や運用体制が異なります。
限られた予算の中で、効果的な広告戦略を立てる必要があります。

顧客のニーズの変化

顧客のニーズを理解し、提供するサービスや情報発信へ反映することが重要です。
例えば、メニュー、予約方法、店舗情報など、来店判断に必要な情報を分かりやすく伝える必要があります。

飲食店集客・販促成功事例11選

ここでは、飲食店や外食関連施設の施策を11件紹介します。公開情報で数値成果を確認できる場合は結果を記載し、確認できない場合は施策の内容と自店で計測したい指標を示します。業態や商圏が異なる事例でも、応募条件、継続接点、景品の使い方に注目すると応用のヒントが見つかります。

事例1.びっくりドンキー|LINE友だち追加とレシート応募を連動

項目 内容
店舗名 びっくりドンキー
施策タイプ LINE友だち追加×レシート応募
使用システム itsmonレシート
成果(数値) 応募1万名以上、ビール購入者のうち約50%がキャンペーンをきっかけに応募、LINEの友だち数も増加

びっくりドンキーでは、キャンペーン用のLINE公式アカウントを友だち追加し、ビールを注文したレシートをアップロードして応募する施策を実施しました。通常運用の公式アカウントとキャンペーン用アカウントを分け、対象商品の販促と継続配信の接点づくりを組み合わせています。

itsmonの過去支援実績では、1万名以上が応募し、ビール購入者のうち約50%がキャンペーンをきっかけに応募した結果が確認されています。購買を応募条件にするだけでなく、LINEの友だち追加を入口にしたことで、終了後も情報を届けられる基盤をつくった点が成功ポイントです。

出典:飲食店のSNSキャンペーン成功事例10選

事例2.RDCグループ|対象ドリンクと会計金額を条件にしたレシート応募

項目 内容
店舗名 RDCグループ対象店舗
施策タイプ 対象ドリンクの注文×購入金額条件×レシート応募
使用システム itsmonレシート
実施条件(確認済み) コカ・コーラ社のソフトドリンク1杯を含む、1会計2,500円(税込)以上のレシートで応募

RDCグループは、関東圏の「がってん寿司」や「かつはな亭」などの対象店舗で、コカ・コーラ社のソフトドリンク1杯を含む、1会計2,500円(税込)以上のレシートを応募条件としたキャンペーンを実施しました。

景品には浦和レッズに関連する体験やグッズのほか、RDCグループの店舗で利用できる3,000円分の商品券が用意されました。対象商品の注文と会計金額を応募条件にし、店舗で利用できる景品も設けることで、商品の注文促進と再来店のきっかけづくりを組み合わせた企画です。

出典:itsmonのお知らせ一覧RDCグループ公式キャンペーン情報キャンペーン応募ページ

事例3.FLIPPER'S|写真を軸にInstagramで商品の魅力を発信

パンケーキ専門店FLIPPER'Sは、公式Instagramで商品の写真や新メニュー、店舗情報を発信しています。飲食店のSNSでは、メニューの見た目だけでなく、食感や提供期間、利用場面を補足すると、来店前に体験を想像してもらいやすくなります。

自店で同様の発信を行う場合は、投稿数や「いいね」の数だけで判断せず、保存数、プロフィールへの遷移、店舗情報ページの閲覧、対象メニューの注文数を確認します。投稿から来店までの導線として、プロフィールのリンクや店舗情報を分かりやすく整えることも重要です。

成功ポイント

  • 写真映えするメニューや空間を提供する。
  • 新メニューや店舗情報を継続して発信する。
  • 投稿から店舗情報や予約への導線を整える。

期待できる効果

  • 商品や店舗の認知につながることが期待できます。
  • 新規客が店舗を知る接点をつくることが期待できます。
  • 顧客との継続的なコミュニケーションが期待できます。

出典:FLIPPER'S公式Instagram

事例4.らーめん楓|Instagramで限定情報と店舗の個性を伝える

らーめん楓は、公式Instagramを通じて店舗やメニューに関する情報を発信しています。地域密着型の飲食店では、営業時間や休業情報だけでなく、限定メニューの背景や仕込みの様子など、店の個性が伝わる情報を継続して届ける方法があります。

SNS上の反応を来店へつなげるには、投稿を見た人が必要とする店舗情報をすぐ確認できる状態にします。限定企画を行う場合は、提供日、数量、対象店舗、予約の要否を明記し、来店時には「何を見て知ったか」を確認できる運用を準備しましょう。

成功ポイント

  • 店舗やメニューの情報を継続して発信する。
  • 限定企画の提供条件を明確にする。
  • 来店のきっかけを確認できる運用を準備する。

期待できる効果

  • 地域の顧客との接点増加が期待できます。
  • 限定情報を再来店の理由にできると期待できます。
  • 新規客が店舗を知る機会の増加が期待できます。

出典:らーめん楓公式Instagram

事例5.SATO ALLA TAVOLA|地域の食材と生産者を生かした一夜限定イベント

SATO ALLA TAVOLAは、長野県小海町と連携し、NEWoMan新宿の800°DEGREES NEAPOLITAN PIZZERIAで一夜限定のディナーイベントを開催しました。小海町の生産者と都市部の参加者を食でつなぎ、地域食材を使った料理と交流の機会を提供しています。

2024年9月12日に開催された企画は、定員30名、参加費は税込6,600円でした。地域連携を集客に生かす場合は、食材名だけでなく、生産者や土地の背景を体験として組み立てることが重要です。予約数、参加後の投稿、次回案内への登録などを計測すると、単発イベント後の関係も確認できます。

成功ポイント

  • 地域の生産者や食材と連携する。
  • 食材の背景を体験として伝える。
  • 共同でイベント情報を発信する。

期待できる効果

  • 限定イベントへの予約促進が期待できます。
  • 地域や食材への関心向上が期待できます。
  • 生産者と参加者の継続的な接点づくりが期待できます。

出典:SATO ALLA TAVOLA

事例6.中華ダイニング好味里|LINEでデリバリーの注文を受け付ける

中華ダイニング好味里は、2020年4月中旬にLINEを使ったデリバリーを開始しました。デリバリー専用のLINE公式アカウントを用意し、チャットで注文を受け付けています。掲載事例では、2名で運用し、電話より注文内容の記録が残ることで、聞き間違いや伝達ミスの防止につながったと説明されています。

また、週替わりの「ランチ総選挙」で顧客の反応を集め、自家製調味料への問い合わせにもつながりました。LINEを注文窓口にする場合は、受付時間、対応範囲、返信の目安を定め、店舗側が無理なく続けられる運用にすることが成功ポイントです。

成功ポイント

  • デリバリー専用のLINE公式アカウントを用意する。
  • 注文内容が記録に残るチャットを活用する。
  • 顧客参加型の企画で継続的に反応を集める。

確認できる効果

  • 聞き間違いや伝達ミスの防止につながりました。
  • 顧客とのコミュニケーションが活性化しました。
  • 自家製調味料への問い合わせにつながりました。

出典:LINEヤフー for Business「中華ダイニング好味里」

事例7.安楽亭|LINEから予約までの導線を短くする

安楽亭は、2022年2月にLINE公式アカウントから予約できる機能を導入しました。掲載事例によると、キャンペーンによる影響を含む数値ではあるものの、PayPayグルメ経由の予約数は前年同時期と比べて約1.4倍になったとされています。

週1回、金曜日にメッセージを配信し、来店を検討しやすい時期に予約導線を提示している点も特徴です。飲食店でLINEを活用する場合は、情報配信だけで終わらせず、予約、クーポン、店舗検索など次の行動までの操作を減らします。配信別の予約数やブロック率も確認しましょう。

成功ポイント

  • LINE公式アカウントから予約までの操作を短くする。
  • 来店を検討しやすい時期に情報を配信する。
  • 配信後の予約数やブロック率を確認する。

確認できる効果

  • PayPayグルメ経由の予約数が前年同時期比で約1.4倍になりました。
  • LINE配信から予約へ進む導線がつくられました。
  • 配信内容ごとの反応を次回施策へ生かせます。

出典:FOODIST「安楽亭」

事例8.大戸屋|期間限定メニューをSNSで告知する

大戸屋は、公式Xで期間限定メニューを告知しています。期間を限定した商品は、来店する理由と期限を同時に示せるため、通常メニューとは異なる話題をつくる方法になります。

限定メニューの告知では、提供期間、対象店舗、価格、売り切れの可能性など、来店判断に必要な情報を整理します。SNS投稿だけでなく、店頭、公式サイト、アプリなどの表現もそろえましょう。成果を確認する際は、投稿への反応に加え、対象メニューの注文数や同時注文の内容を見ます。

成功ポイント

  • 旬の食材を使った期間限定メニューを開発する。
  • 提供期間や対象店舗を分かりやすく伝える。
  • SNSと店頭で告知内容をそろえる。

期待できる効果

  • 限定メニューへの関心向上が期待できます。
  • 来店する理由と期限を伝えられます。
  • 対象メニューの注文促進が期待できます。

出典:大戸屋公式X

事例9.銀座コージーコーナー|Instagramで季節商品の利用場面を伝える

銀座コージーコーナーは、公式Instagramで季節商品やキャンペーン情報を発信しています。洋菓子は、誕生日、手土産、季節行事など利用場面を想起しやすいため、商品写真と合わせて「いつ、誰と楽しむか」を伝える方法があります。

自店でクリエイターやインフルエンサーと取り組む場合も、知名度だけで選ぶのではなく、想定顧客、投稿内容、広告であることの表示、二次利用の範囲を事前に確認します。成果指標は、リーチだけでなく、店舗検索、商品ページ閲覧、クーポン利用など来店に近い行動まで設定しましょう。

成功ポイント

  • 季節商品と利用場面を写真で伝える。
  • 想定顧客に合う発信者や投稿内容を選ぶ。
  • 広告表示と二次利用の条件を事前に確認する。

期待できる効果

  • 季節商品の認知拡大が期待できます。
  • 商品を利用する場面を想起してもらうことが期待できます。
  • 店舗検索や商品ページ閲覧につながることが期待できます。

出典:銀座コージーコーナー公式Instagram

事例10.ドトールコーヒーショップ|会員登録とポイント施策を組み合わせる

ドトール バリューカードは、購入時のポイント付与や会員向け施策を通じて、継続利用の接点をつくっています。公式サイトでは、2026年6月1日から30日まで、ドトール バリューカードをアプリへ登録すると50ポイント、マイドトールへ登録すると50ポイント、両方の登録で合計100ポイントを進呈するキャンペーンが案内されています。

ポイント施策では、付与条件を分かりやすく示すだけでなく、利用期限や使い方を継続して伝えることが必要です。登録数、ポイント利用率、登録者の来店間隔を確認し、特典の付与だけで終わらない再来店設計にします。

成功ポイント

  • 会員登録とポイント付与を組み合わせる。
  • 付与条件と利用方法を分かりやすく伝える。
  • 登録数、ポイント利用率、来店間隔を確認する。

期待できる効果

  • 会員登録のきっかけづくりが期待できます。
  • ポイント利用による再来店促進が期待できます。
  • 顧客との継続的な接点づくりが期待できます。

出典:ドトール バリューカード 定期キャンペーン

事例11.SG Group|店舗ごとのコンセプトで体験を差別化

SG Groupは、The SG Clubをはじめとする複数のバーを展開し、店舗ごとに異なるコンセプトを打ち出しています。料理やドリンクの割引だけではなく、空間、接客、商品開発を含む体験全体で選ばれる理由をつくる考え方は、バー以外の飲食店にも応用できます。

自店へ取り入れる場合は、内装を大きく変えることから始める必要はありません。看板メニューの背景、提供時の演出、スタッフの説明など、顧客が持ち帰って人に話せる要素を一つ決めます。指名注文数、再来店時の注文、口コミで言及された内容を確認し、体験のどこが評価されたかを見極めましょう。

成功ポイント

  • 店舗ごとに体験のコンセプトを明確にする。
  • 商品、空間、接客の表現をそろえる。
  • 顧客が人に伝えたくなる要素を設計する。

期待できる効果

  • 店舗を選ぶ理由を伝えられます。
  • 指名注文や再来店のきっかけづくりが期待できます。
  • 体験に関する口コミの増加が期待できます。

出典:SG Group公式サイト

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目的別|すぐ試せる飲食店の集客アイデア一覧

集客施策は、解決したい課題によって選び方が変わります。まずは目的を一つ決め、以下の一覧から自店に合う施策と参考事例を確認してください。

目的 アイデア例(記載イメージ) 参考になる事例
新規客を増やしたい SNSフォロー&リポスト/インフルエンサー起用 FLIPPER'SのSNS活用銀座コージーコーナーのInstagram活用
客単価を上げたい 一定金額以上購入で応募するレシートキャンペーン びっくりドンキーのレシート応募RDCグループの購入金額条件
再来店を増やしたい LINE友だち追加×クーポン/ポイント・マイレージ施策 びっくりドンキーのLINE活用ドトールのポイント施策
話題を作りたい 期間限定メニュー×インスタントウィン 大戸屋の期間限定メニュー

出典:飲食店のSNSキャンペーン成功事例10選レシート応募キャンペーンのやり方マイレージキャンペーンインスタントウィンとは

飲食店集客に関するよくある質問

飲食店の集客に関するよくある質問とその回答をまとめました。

集客効果の高いSNSは?

集客効果の高いSNSは、ターゲット層によって異なります。

例えば、若年層や女性層には、InstagramやTikTokが効果的です。

一方、ビジネスマンや情報収集層には、X(旧Twitter)やFacebookが効果的です。自店のターゲット層を分析し、適切なSNSを選択することが重要です。

X(旧Twitter)は特に、予約投稿や自動リプライなどで、インスタントウィンキャンペーンを行うのに、とても優れているツールです。
このようなキャンペーンを行うことによって、認知度向上やキャンペーン効果によって、集客率向上につなげることができるようになります。詳しくは、インスタントウィンの仕組みをご覧ください。

費用対効果の高いプロモーションは?

費用対効果の高いプロモーションは、SNS広告、クーポン発行、ポイントカード導入など、様々な方法があります。
それぞれのプロモーションの費用対効果は、お店の規模やターゲット層、キャンペーン内容によって異なります。効果測定を行い、常に改善していくことが重要です。

顧客満足度を高めるには?

顧客満足度を高めるためには、顧客の声を積極的に聞き取り、サービスや商品を改善することが重要です。
また、顧客とのコミュニケーションを重視し、顧客のニーズに応えるサービスを提供することが大切です。顧客の声を参考に、常に改善を続けることで、顧客満足度を高め、リピーターを獲得することができます。

Q4.飲食店の集客キャンペーンは何から始めればいいですか?

まず、新規客、客単価、再来店のどれを優先するか決めます。次に対象者、参加条件、景品、確認する指標を整理し、目的別の集客アイデア一覧から施策を選びます。

出典:インスタントウィンとはLINE公式アカウントガイドライン

まとめ|成功事例から学ぶ飲食店集客戦略

飲食店の集客は、一朝一夕に成果が出るものではありません。様々な施策を組み合わせ、効果測定を行いながら、常に改善を続けることが重要です。

  • 成功事例を参考に自店の強みと弱みを整理し、集客戦略を実行する。
  • 顧客アンケートや口コミを参考に、サービスや商品を改善する。
  • 業態、規模、ターゲット層に合う施策を選び、効果測定を続ける。

itsmonなら、課題・目的に合わせた販促施策のご提案&分析や、次回施策を一緒に考えます。

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出典:itsmonサービスサイト

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