レシートキャンペーンを実施するデメリットは以下の通りです。
- レシートキャンペーンシステムが必要
- 高齢者向けの商品には向いていない
- キャンペーンの告知にコストがかかる
- 不正な方法で応募に参加するケースがある
- 景品表示法の制約を受ける
レシートキャンペーンシステムが必要
レシートキャンペーンを実施するデメリットの1つ目は、レシートキャンペーンシステムの導入が必要なことです。
お客様から送信されたレシートの画像データから必要な情報を抽出してチェックするためには、OCR機能が搭載されたレシートキャンペーンシステムが欠かせません。
レシートキャンペーンシステムでは、性別や年齢、地域などの顧客属性から購入金額、購入時間などの購買データを自動的にシステムに入力したり、システム上で当落を判定したりすることも可能です。
システムの導入にはコストがかかるため、人手をかけて作業する場合と比較して費用対効果が高いかどうかを検討しましょう。
高齢者向けの商品には向いていない
レシートキャンペーンを実施するデメリットの2つ目は、高齢者向けの商品には向いていないことです。
近年ではスマホを利用する高齢者も増加していますが、レシートを撮影して送信するといった作業に慣れているとは限りません。
高齢者向けの商品でレシートキャンペーンを実施する場合には、はがき応募も合わせて実施するようにしましょう。
キャンペーンの告知にコストがかかる
レシートキャンペーンを実施するデメリットの3つ目は、キャンペーンの告知にコストがかかることです。
レシートキャンペーンを実施しても、お客様に認知されなければ応募に参加してもらうことはできません。
レシートキャンペーンに興味があるお客様は自分で調べることもありますが、参加者を増やすためにはキャンペーンの告知が必要になります。
キャンペーンの主な告知方法は以下の通りです。
- 商品パッケージ
- 店頭ポスター・店頭POP
- 自社SNSアカウント
- 自社WEBサイト
- WEB広告・SNS広告
- テレビCM
しかし、WEB広告やSNS広告、テレビCMでレシートキャンペーンを告知するには、広告出稿コストがかかります。
特に最近オススメなのは、SNSとの連動のキャンペーンです。X(旧:Twitter)とレシートキャンペーンを並行して実施することで、Xで認知を広げて集客しながら、マストバイのレシートキャンペーンを実施することができます。
弊社が提供するレシートキャンペーンシステム「itsmonレシート」なら、Xと連動したレシートキャンペーンを実施することが可能です。御社キャンペーンへの集客にぜひご利用ください。
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不正な方法で応募に参加するケースがある
レシートキャンペーンを実施するデメリットの4つ目は、不正な方法で応募に参加するケースがあることです。
画像送信によるレシートキャンペーンを実施する企業が増加する一方で、レシート画像に手を加えて応募することで不正に商品を入手しようとするケースも増加しています。
また、他人が購入したレシートを拾ってレシートキャンペーンに応募しようとするケースもあるため、キャンペーンを実施する際にはゴミ箱をこまめに片づけたり、店内に落ちているレシートを拾ったりするといった手間もかかります。
弊社が提供するレシートキャンペーンシステム「itsmonレシート」のレシート特化型AI-OCRに搭載された不正応募検知機能なら、画像に加えられた加工を自動で検出し、不正と判定された応募を即時に当選対象外にすることが可能です。
景品表示法の制約を受ける
レシートキャンペーンを実施するデメリットの5つ目は、景品表示法の制約を受けることです。
レシートキャンペーンは一般懸賞に該当するため、当選者に提供する賞品の価格は景品表示法に定められた上限を超えてはいけません。
賞品の価格は、取引の価額が5,000円未満の場合は取引の価額の20倍まで、5,000円以上の場合は10万円までとなります。
また、レシートキャンペーンの賞品総額は、懸賞に係る売上予定総額の2%以内に抑えなければいけません。
参考資料:消費者庁「一般懸賞」