マストバイキャンペーンの中でも特に人気なのが、レシートを購買証明として使う「レシートキャンペーン」です。キャンペーンサイトにレシート画像をアップロードして応募する「Web完結型」と、レシートを台紙に貼って郵送する「ハガキ併用型」の2つの応募方式があります。近年はスマホで手軽に参加できるWeb完結型が主流ですが、Web応募に不慣れな層向けにハガキ併用型を選ぶケースもあります。本章では、特に採用が多いWeb完結型(レシートアップロード)を中心に解説します。
レシートアップロード(Web完結型)のメリット
レシートキャンペーンのメリットは大きく4つあります。
| 1 |
複雑な応募条件での設定が可能 |
| 2 |
キャンペーンに参加しやすい |
| 3 |
キャンペーン事務局のコスト減 |
| 4 |
購買データを取得し消費者分析・次回施策を打ちやすい |
①複雑な応募条件での設定が可能
レシートキャンペーンの良さは、なんといっても、レシート上に応募条件となる情報が全て載っているという点です。(購入日時、購入店舗、購入商品名(JANコード)、購入個数、購入金額、決済方法…)
そのため、条件を設定しやすく、下記のような条件での実施もできます。
- 対象商品を▲▲個購入のレシートで応募可能→購入個数(客単価)UPを促せる
- 対象商品から「どれか1つ」を購入すると応募可能→トライアル購入を促せる
- 対象商品を○○Payで決済したレシートで応募可能→○○Payの利用を促せる

カード利用を促したいカード会社が、特定の流通チェーンとコラボして、決済方法を条件にしたタイアップのレシート企画を行った例もあります。
②キャンペーンに参加しやすい
アナログなハガキキャンペーンに比べると、参加ハードルが大幅に下がります。今まで参加してこなかった層の取り込みが見込める点は大きなメリットです。
一方、ハガキ慣れした高齢層にはWeb応募が難しい場合もあります。そのため、ハガキ応募とWeb応募の併用も選択肢の一つとして検討してみてください。
③キャンペーン事務局のコスト減
Web応募では、レシートの検閲や当選通知などがWeb上で簡単に行えるため、人手が必要だった作業のコストを削減することができます。また、景品もデジタルギフトやWebクーポンにすることで、景品の準備や発送のコストも削減することができます。実際に削減したコストを告知費用に投下する企業も少なくありません。
④購買データを取得し消費者分析・次回施策を打ちやすい
Web応募の場合、Web上にデータが集約されるため、データ分析が行いやすくなります。何を一緒に買っているかいつどこで買われているか把握でき、アンケートの設問を設けた場合は、アンケートデータを商品企画や販促に活かすことができます。

レシートキャンペーンの注意点:告知方法
レシートキャンペーンで一番重要なのが告知方法です。レシートキャンペーンは、商品に応募シールを貼るなど、商品へ手を加えることなく手軽に実施できるキャンペーンです。しかし、キャンペーンを準備してもユーザーにキャンペーンを知って参加してもらわなければ何も意味がありません。
レシートキャンペーンを実施したことのある企業担当者の方は、告知方法で悩む方も多いのではないでしょうか?
ー告知方法の種類ー
- 商品パッケージ
- 店頭ポスター、店頭POP
- LINE発信、SNS広告や告知投稿
- ビラやチラシの配布
- ディスプレイ広告
- テレビCM
告知方法は商品のターゲット層に合わせて選ぶことが重要です。若者層にはTwitter・Instagramでの告知が効果的で、主婦層にはLINEやアプリ配信が向いています。オープンキャンペーンと同時実施して同一LPへ誘導する方法も、告知効率を高める有効な手段です。SNSをどう活用するかが鍵になってきます。
商業施設なら、館内でチラシを配る方法が有効です。ガソリンスタンドでは、運転後に応募できるようQR付きの名刺サイズカードを直接手渡しするのが効果的です。

レシートキャンペーンの注意点:不正応募対策の具体策
レシートキャンペーンの普及に比例して、画像編集アプリによるレシート加工、生成AIによる偽造レシート、同一世帯からの大量応募などの不正応募が増加しています。2025年以降は特に生成AIによる偽造レシートへの対策が重要で、以下のチェックポイントでシステムを選定することを推奨します。
◆ 不正応募対策の7つのチェックポイント
① AI-OCRによるレシート文字検証
② 画像のExif/編集履歴検出
③ 同一端末・同一IPの重複検知
④ 購入店舗×購入日時×JANの整合性チェック
⑤ 生成AI偽造レシート検出機能
⑥ 応募者の行動ログ分析
⑦ 景品送付前の目視二重チェック体制
itsmonレシートは、レシート画像のアップロードとAI-OCRによる読み取りに対応しています。詳しくはAI-OCRページをご覧ください。