マストバイとは?マストバイキャンペーンの仕組み・景品表示法・成功事例までわかりやすく解説

マストバイキャンペーン

購買証明のメリット・デメリットも詳しく解説!これを読めばすべてがわかる!

マストバイキャンペーンの
説明書

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マストバイキャンペーンの説明書

マストバイ(must buy)とは『買うべき』という意味の言葉で、マーケティングでは商品の購入を応募条件とするキャンペーン(マストバイキャンペーン)を指します。

マストバイキャンペーンでは、レシートやシリアルナンバーなどで購入を確認します。購入者へ景品を還元しながら、対象商品の購買促進や購買データの取得につなげられる施策です。

本記事では、日常語としての意味と使い方、キャンペーンの仕組みを解説します。購買証明の選び方から景品表示法、成功事例まで確認できます。

1. マストバイとは|意味・使い方・言い換えをわかりやすく解説

マストバイとは、英語の「must buy」に由来し、「必ず買うべきもの」や「購入必須」という意味で使う言葉です。日常語と販促用語では指す内容が異なるため、文脈を確認する必要があります。

日常ではおすすめ商品を強く推す表現、販促・マーケティングでは商品購入を条件にしたキャンペーン形式を指します。まずは意味と使い方を表で整理します。

項目 内容
意味 英語の「must buy」に由来し、「必ず買うべきもの」または「購入必須」を表します。
読み方 マストバイ(must buy/must-buy)
使い方・例文 「今季のマストバイアイテム」「この価格ならマストバイ」など、おすすめ商品を強く推すときに使います。
マーケティング用語として 商品の購入を応募条件とするマストバイキャンペーンを指します。
言い換え 日常語では「買うべき商品」、販促用語では「購入必須」「購入者限定」「購買条件型のクローズドキャンペーン」などです。

日常語の「マストバイ」とマーケティング用語の「マストバイ」

日常語のマストバイは、買う価値があると推薦する商品を指します。ファッションや家電の記事では「マストバイアイテム」「マストバイ商品」のように使われます。

販促・マーケティングの文脈では、購入を応募条件とするキャンペーン形式の意味です。対象商品を買ったレシートで応募し、抽選でデジタルギフトが当たる企画などが該当します。

本記事では後者、購入を条件とする「マストバイキャンペーン」を詳しく解説します。

出典:英辞郎 on the WEB:must-buy、itsmonレシート

【早見表】マストバイキャンペーン5つの応募方式を徹底比較

本文に入る前に、マストバイキャンペーンで使われる代表的な5つの応募方式を比較表で整理します。商品特性・予算・ターゲットによって最適な方式は異なるため、まずは全体像を把握してください。

応募方式 想定コスト 実施ハードル ユーザー参加ハードル 取得データ粒度 向いている施策
① レシートアップロード(Web) 低〜中 低 中(撮影・UL必要) 高 購入日/店舗/JAN 決済方法/金額 低コスト・汎用性・詳細な購買データ取得を重視する施策
② レシート貼付ハガキ(郵送) 中 中(台紙準備) 高(貼付・郵送) 中 購入事実+レシート記載情報(目視確認) Web応募が難しい高齢層の取り込み/Web併用
③ シリアルナンバー・QR 中〜高 中(シール製作) 低(QRで自動入力) 中 購入事実のみ パッケージ印字による告知力強化・不正防止を重視する施策
④ シール台紙貼付 高 高(シール製作・台紙準備) 高(貼付・郵送) 低 購入事実のみ 告知効果重視 ハガキ併用向け
⑤ バーコード台紙貼付 中 中 高(切取・貼付) 低 購入事実のみ 長期購入促進

※itsmonの過去運営実績に基づく傾向値

2. マストバイキャンペーンとは|定義とクローズド/オープンの違い

オープンキャンペーンとは?代表例について紹介


オープンキャンペーンとは、購入や会員登録などの条件なしに誰でも参加できる施策のことです。
代表例は以下のとおりです。幅広い層が気軽に参加できる設計が特徴です。
・X(旧Twitter):フォロー&リポストで応募
・Instagram:指定ハッシュタグ投稿で応募
・TikTok:指定タグ動画投稿で応募
・LINE公式アカウント:友だち追加で応募

他にも、アプリやウェブサイトでよくある、「1日1回スロットを回して挑戦!」といったキャンペーンも、こちらに該当します。
※ただしアプリキャンペーンはアプリをインストールしていないと参加できないためクローズドのキャンペーンともいえます。

◆オープンキャンペーンのメリット(企業側)

参加ハードルが低く、幅広い層の参加が見込めるため、新商品の発売や期間限定商品のプロモーションや認知度UPに非常に効果的です。
また、SNS公式アカウントのフォロワー獲得などのブランディング施策としても活用できます。


店舗販促のお役立ち資料

クローズドキャンペーンについて


クローズドキャンペーンは、誰でも参加できるオープンキャンペーンに対して、商品購入やアンケート回答など、一定の条件を満たした人のみが参加できるキャンペーンのことを指します。

◆クローズドキャンペーンでよくある条件

  • 商品購入
  • アンケート回答
  • アプリダウンロード
  • メルマガ受信許可
  • 会員登録
  • SNSでのレビュー投稿や情報拡散

◆クローズドキャンペーンのメリット(企業側)

条件を満たした人のみに参加してもらう形式のため、商品購入や会員登録といった企業側が期待する効果を得やすい。※商品購入が条件の場合は、売上に直結する。

また、無関係なユーザーの応募を排除できるため、商品やキャンペーンのファンになりうる顧客層を効率よく獲得できる。

マストバイキャンペーンについて


マストバイキャンペーンは、対象商品の購入を応募条件とするクローズドキャンペーンです。レシート、シリアルナンバー、商品貼付シール、バーコードなどの購買証明を使い、購入の事実を確認します。

購入を応募条件にするため、売上につながる購買行動と応募を直接結びつけられます。レシート応募では、購入日、購入店舗、購入商品、購入金額などの購買データを取得できます。こうした特徴から、食品・日用品メーカーを中心に採用が拡大しています。代表例は、対象商品を購入したレシートで応募し、抽選でデジタルギフトが当たる形式です。

マストバイキャンペーンの購買証明

購買証明4種類|レシート・シリアル・シール・バーコードの使い分け


マストバイキャンペーンでは「購入の事実」をどう検証するかで運用設計が大きく変わります。代表的な購買証明は次の4種類です。それぞれ運用コスト・ユーザー体験・取得できるデータが異なるため、商品特性と予算に応じた選定が必要になります。
※以下の①〜④は「購買証明の種類」による分類です。冒頭の早見表(①〜⑤)は「応募方式」による分類のため、番号は対応していません。

購買証明の種類 概要 メリット デメリット
①商品パッケージの一部(バーコード) 切り取って台紙に貼って応募 シール製作不要・長期購入を促せる Web告知との親和性が低く、店頭POP等の別経路での告知が重要・Web応募不可・台紙チェックのコストがかかる
②商品貼付のシール シール台紙に貼って応募 シールで告知できる・対象店舗を限定できる シール製作・貼り付けコストがかかる・台紙チェックのコストがかかる
③商品貼付の応募情報(シリアルナンバー・QRコード) QRを読み取り・シリアルナンバーを入力して応募 シールで告知できる・Web応募で参加しやすい・マイレージ型や即時抽選型にも対応 シールが二重構造のため製作費がさらにかかる
④購入時のレシート レシートをアップロードして応募 シール製作不要・複雑な応募条件設定が可能・購買データ収集がしやすい 商品パッケージに変更がないため別途キャンペーン告知が必要

また、これらの購買証明には、企業側にとってそれぞれ次のようなメリット・デメリットが存在します。

1. 商品パッケージの一部(バーコード):切り取って台紙に貼って応募

メリット

  • 応募シールの製作・貼付作業が不要
  • キャンペーン期間外にも商品を購入して応募に備えられる(=長期購入促進)

デメリット

  • Web告知との親和性が低く、店頭POP等の別経路での告知が重要
  • Web応募に対応できない
  • ボトルや缶など切り取りに適さないパッケージでは使用不可
  • 台紙チェックの手間・コストが発生

2. 商品貼付のシール:シール台紙に貼って応募

メリット

  • シールそのものがキャンペーンの告知物として機能する
  • キャンペーン対象店舗を限定できる

デメリット

  • シールの製作・貼付コストが発生
  • 台紙チェックの手間・コストが発生

3. 商品貼付の応募情報(シリアルナンバー・QRコード):QRを読み取ってサイトで応募 / シリアルナンバーを入力して応募

メリット

  • シールが告知物として機能する
  • キャンペーン対象店舗を限定できる
  • Web応募のため参加しやすく、マイレージ型・即時抽選型など設計の幅が広い

デメリット

  • シールの製作・貼付コストが発生

4. 購入時のレシート:レシートをアップロードして応募

メリット

  • 応募シールの製作・貼付が不要
  • 購入個数・決済方法など多様な応募条件を設定できる
  • 購入日時・購入店舗などの詳細データを取得できる
  • (アップロード応募の場合)Web応募のためマイレージ型・即時抽選型などに応用できる

デメリット

  • 商品パッケージは変化しないため別途キャンペーン告知が必要


マストバイキャンペーン資料

出典:itsmonレシート、itsmonシリアル、消費者庁「景品規制の概要」

3. マストバイキャンペーンで守るべき景品表示法の基本

購入を応募条件とするキャンペーンでは、景品の提供方法に応じて適用される規制を確認します。抽選などで景品類を提供し、共同懸賞の要件に該当しない場合は一般懸賞、購入者へもれなく同じ景品類を提供する場合は総付景品として検討します。共同企画という名称だけで、景品表示法上の共同懸賞になるわけではありません。

◆ 押さえておくべき景品額の計算式(一般懸賞)

一般懸賞では、景品類の最高額と総額の両方を上限内に収めます。取引価額は、景品を受けるために必要な取引の最低金額を基に確認します。購入金額を用いる場合は消費税込みです。

取引価額 景品類の最高額 景品類の総額
5,000円(税込)未満の場合 取引価額の20倍までです。 懸賞に係る売上予定総額の2%以内です。
5,000円(税込)以上の場合 10万円(税込)までです。 懸賞に係る売上予定総額の2%以内です。

計算例①:対象商品300円(税込)を購入条件にする場合

取引価額を300円(税込)とする一般懸賞では、景品類の最高額は300円×20=6,000円(税込)です。最高額を満たしていても、景品の数量を掛け合わせた総額が、懸賞に係る売上予定総額の2%を超えないように設定します。

計算例②:2,000円(税込)以上の購入を応募条件にする場合

取引価額を2,000円(税込)とする一般懸賞では、景品類の最高額は2,000円×20=40,000円(税込)です。応募者が実際に購入した金額にかかわらず、応募に必要な最低金額を確認して設計します。こちらも総額の上限を別に確認します。

◆ マストバイ設計時に特に注意すべき3点

① 取引価額は税込購入価格を基準に確認する。
② 対象商品が複数ある場合は、応募に必要な最低取引価額を確認する。
③ 当選確率・Wチャンスの表示を実際の条件に合わせる。

購入者にもれなく提供する総付景品の場合は、取引価額が1,000円(税込)未満なら最高200円(税込)、1,000円(税込)以上なら取引価額の20%が上限です。一般懸賞の総額2%という基準とは区別します。値引きやポイントを含む企画は景品類への該当性も確認し、詳細は総付景品の解説をご覧ください。

本節は2026年9月3日時点の消費者庁の公開情報に基づきます。実施前には最新の運用基準と個別条件を確認し、必要に応じて法務担当者や専門家に相談してください。

出典:消費者庁:景品規制の概要、消費者庁:景品規制について、消費者庁:一般懸賞について、消費者庁:総付景品について、itsmon資料3点セット

itsmonでは、購入条件に応じた応募システムやキャンペーン事務局の運用を支援しています。実施方法を検討する際は、資料をご覧ください。

4. マストバイキャンペーンが注目される3つの理由

SNSの普及により、XやInstagramといったSNSを用いたオープンキャンペーンが増加するなか、近年、マストバイキャンペーンも増加傾向にあります。
マストバイキャンペーンが人気を集める背景には、Web化によるコスト低減と購入者への還元ニーズの高まりが関係しています。

マストバイキャンペーンの実施について

人気な理由①従来よりコストを抑えて実施できるようになった


企業が行うマストバイキャンペーンの応募形式としては、ハガキ応募が割合の多くを占めていました。スーパーの袋詰め台付近に設置してあるキャンペーン応募ハガキがまさにそれです。しかし、ハガキキャンペーンはユーザーにも企業側にもデメリットが多く存在していました。
例えば…

◎ユーザー側

  • 台紙の準備やシール・レシートを貼り付ける面倒がある
  • 切手代等の郵送費がかかる
  • シールを失くしてしまう
  • シール(ポイント)がどのくらい貯まっているか台紙がないと分からない

◎企業側

  • 台紙やシールを製作するコストや設置コストがかかる
  • 応募者の情報が紙媒体になっているため、情報のデータ化や抽選作業に手間やコストがかかる
  • デジタル慣れした若者層を取り込めない

ハガキキャンペーンを実施する上での企業側のデメリットの中で、多くの割合を占めていたのが、「コストがかかる」という点でした。

しかし、アナログなハガキキャンペーンをデジタルで実施することで、

  • Webサイトで応募するため、ハガキ台紙の製作が必要ない
  • Web上に応募データが自動で集約されるので手動でのデータ集計が必要ない
  • 購入しているかをチェックする目検作業をシステムで行える
  • リアルタイムで応募状況をチェックでき、抽選作業もシステムが行ってくれる

といった企業側のキャンペーン実施におけるコストがかかるというデメリットを解消することができるようになり、マストバイキャンペーンが人気になっていったのです。

人気な理由② 「実際に買ってくれた人」への還元ニーズの高まり


ECシフトの定着と物価上昇局面を受け、店舗をもつ企業にとって来店客単価の最大化と既存顧客へのロイヤリティ還元の重要性が一段と高まっています。2020年代前半のコロナ禍で加速したこの流れは、2026年現在も継続しており、「広く薄くの認知施策」より「買ってくれた人への手厚い還元」へと販促予算のシフトが進んでいます。

人気な理由③流通・小売店の売上に貢献できる


マストバイキャンペーンには、EC購入時の購買証明で参加できる形式もあります。ただし大半は、スーパー・コンビニ・ドラッグストアなど実店舗で購入したレシートや商品貼付のシールを使うタイプです。

そのため、マストバイキャンペーンを実施することで、商品を製造販売するメーカーだけでなく、その商品を店頭にて販売する流通・小売店の売上にも繋がり、来店頻度の増加や来店客の客単価UPにも貢献できます。
たとえば条件を「○○スーパーで対象商品を含む○円以上購入したレシート」と設定すると、参加ユーザーの購入額を引き上げる効果があります。競合店への流出を防ぎ、特定チェーンへの顧客囲い込みにも活用できます。

さらに、キャンペーンの景品を○○スーパーのポイントや割引クーポン等にすることで、当選ユーザーは割引クーポンを使用しに店舗を再び訪れることになるため、再来店施策としても活用できます。

メーカーの流通担当者は、棚確保をきっかけにキャンペーン企画を流通側へ提案できます。流通を限定してキャンペーンを実施することで、店頭告知物のコストも抑えられます。このような事情もあり、タイアップのキャンペーン企画も増加してきています。


マストバイキャンペーンの資料

5. マストバイキャンペーン①
レシートを活用した「レシートキャンペーン」

マストバイキャンペーンの中でも特に人気なのが、レシートを購買証明として使う「レシートキャンペーン」です。キャンペーンサイトにレシート画像をアップロードして応募する「Web完結型」と、レシートを台紙に貼って郵送する「ハガキ併用型」の2つの応募方式があります。近年はスマホで手軽に参加できるWeb完結型が主流ですが、Web応募に不慣れな層向けにハガキ併用型を選ぶケースもあります。本章では、特に採用が多いWeb完結型(レシートアップロード)を中心に解説します。

レシートアップロード(Web完結型)のメリット


レシートキャンペーンのメリットは大きく4つあります。

1 複雑な応募条件での設定が可能
2 キャンペーンに参加しやすい
3 キャンペーン事務局のコスト減
4 購買データを取得し消費者分析・次回施策を打ちやすい

①複雑な応募条件での設定が可能

レシートキャンペーンの良さは、なんといっても、レシート上に応募条件となる情報が全て載っているという点です。(購入日時、購入店舗、購入商品名(JANコード)、購入個数、購入金額、決済方法…)
そのため、条件を設定しやすく、下記のような条件での実施もできます。

  • 対象商品を▲▲個購入のレシートで応募可能→購入個数(客単価)UPを促せる
  • 対象商品から「どれか1つ」を購入すると応募可能→トライアル購入を促せる
  • 対象商品を○○Payで決済したレシートで応募可能→○○Payの利用を促せる

レシートキャンペーンの仕組み

カード利用を促したいカード会社が、特定の流通チェーンと提携して、決済方法を条件にしたタイアップのレシート企画を行った例もあります。

②キャンペーンに参加しやすい

アナログなハガキキャンペーンに比べると、参加ハードルが大幅に下がります。今まで参加してこなかった層の取り込みが見込める点は大きなメリットです。

一方、ハガキ慣れした高齢層にはWeb応募が難しい場合もあります。そのため、ハガキ応募とWeb応募の併用も選択肢の一つとして検討してみてください。

③キャンペーン事務局のコスト減

Web応募では、レシートの検閲や当選通知などがWeb上で簡単に行えるため、人手が必要だった作業のコストを削減することができます。また、景品もデジタルギフトやWebクーポンにすることで、景品の準備や発送のコストも削減することができます。実際に削減したコストを告知費用に投下する企業も少なくありません。

④購買データを取得し消費者分析・次回施策を打ちやすい

Web応募の場合、Web上にデータが集約されるため、データ分析が行いやすくなります。何を一緒に買っているか、いつ、どこで買われているかを把握でき、アンケートの設問を設けた場合は、アンケートデータを商品企画や販促に活かすことができます。


初めてキャンペーンを実施する方向けの資料

レシートキャンペーンの注意点:告知方法


レシートキャンペーンで一番重要なのが告知方法です。レシートキャンペーンは、商品に応募シールを貼るなど、商品へ手を加えることなく手軽に実施できるキャンペーンです。しかし、キャンペーンを準備してもユーザーにキャンペーンを知って参加してもらわなければ何も意味がありません。
レシートキャンペーンを実施したことのある企業担当者の方は、告知方法で悩む方も多いのではないでしょうか?

◆告知方法の種類

  • 商品パッケージ
  • 店頭ポスター、店頭POP
  • LINE発信、SNS広告や告知投稿
  • ビラやチラシの配布
  • ディスプレイ広告
  • テレビCM

告知方法は商品のターゲット層に合わせて選ぶことが重要です。若者層にはTwitter・Instagramでの告知が効果的で、主婦層にはLINEやアプリ配信が向いています。オープンキャンペーンと同時実施して同一LPへ誘導する方法も、告知効率を高める有効な手段です。SNSをどう活用するかが鍵になってきます。
商業施設なら、館内でチラシを配る方法が有効です。ガソリンスタンドでは、給油後に応募できるようQR付きの名刺サイズカードを直接手渡しするのが効果的です。


キャンペーンのセミナー資料

レシートキャンペーンの注意点:不正応募対策の具体策


レシートキャンペーンの普及に比例して、画像編集アプリによるレシート加工、生成AIによる偽造レシート、同一世帯からの大量応募などの不正応募が増加しています。2025年以降は特に生成AIによる偽造レシートへの対策が重要で、以下のチェックポイントでシステムを選定することを推奨します。

◆ 不正応募対策の7つのチェックポイント

① AI-OCRによるレシート文字検証

② 画像のExif/編集履歴検出

③ 同一端末・同一IPの重複検知

④ 購入店舗×購入日時×JANの整合性チェック

⑤ 生成AI偽造レシート検出機能

⑥ 応募者の行動ログ分析

⑦ 景品送付前の目視二重チェック体制

itsmonレシートは、レシート画像のアップロードとAI-OCRによる読み取りに対応しています。詳しくはAI-OCRページをご覧ください。

6. マストバイキャンペーン②
シリアルナンバーを活用した「シリアル応募キャンペーン」

次に、マストバイキャンペーンの一つ、「シリアルキャンペーン」についてご紹介します。シリアルキャンペーンは、商品に貼付したQRコードやシリアルナンバーからキャンペーンに参加する形式のキャンペーンのことです。

◆一般的な応募フロー
商品に貼付してあるシールからシリアルナンバーを確認 → キャンペーンサイトにてナンバーを入力。
※QRコードを読み込むと自動でシリアルナンバーが入力される仕様にすることもできます。 → 応募完了

シリアルキャンペーンの仕組み

シリアルキャンペーン応募のメリット


シリアルキャンペーンは、レシートキャンペーンと異なり、購入レシートを手元に用意する必要がありません。この点は、ユーザーにとって大きなメリットです。
また、シールが貼付されていることでキャンペーン実施がユーザーに伝わりやすく、他社商品と迷っているユーザーにアピールすることができます。

また、抽選を行わず、購入した方へシリアルナンバーが入った応募用紙を直接渡すという実施形式のキャンペーンも存在します。

例えば商業施設で5,000円以上購入した方へ、シリアルナンバーの入った小さい応募券を渡すというものです。(※スクラッチカードのような方式です。)5,000円に達しないお客さんにも残りの金額を満たす購入を促すことで、客単価UPに繋がります。店頭オペレーションは増えますが、直接案内できる分、キャンペーン参加率の向上も期待できます。

シリアルキャンペーン応募の注意点


シリアルキャンペーンは、商品にシール等を貼付する必要があるため、キャンペーン期間終了前に商品やシールを回収する作業が発生します。また、シリアル発行の手間や費用がかかるため、そこも考慮して実施を検討すべきでしょう。


キャンペーンのお問い合わせ

7. マストバイキャンペーン成功事例紹介

ここまで、マストバイキャンペーンについてご紹介してきましたが、理解は深まったでしょうか?
次に、実際に実施された業界別のマストバイキャンペーンの成功事例を見ていきましょう。

株式会社菊水様×レシートキャンペーン


菊水の選べるデジタルギフトキャンペーン告知

応募期間:2021年3月1日〜4月30日
応募条件:対象商品(麺)を購入したレシートで応募
景品:選べるデジタルギフト1,000円分
当選人数:1,000名様
当選形式:インスタントウィン(即時抽選)
使用システム:itsmonレシート
結果:アンケートでは自由回答への記入率が高く、消費者の生の声を幅広く収集できた。

麺とスープを同時購入すると当選確率が2倍になる特典を設け、クロスセルを促進したレシートキャンペーンです。購買データや属性データの分析に加え、参加者へのアンケートで集めた意見を今後のマーケティングに活用できました。


食品業界のキャンペーン事例資料

シック・ジャパン株式会社様×レシートキャンペーン


スギ薬局限定 シック・ハイドロ製品1年分プレゼントキャンペーン告知

応募期間:2024年5月6日〜7月7日
応募条件:スギ薬局で対象商品を1,000円(税込)以上購入したレシートで応募
景品:シック・ハイドロ製品1年分
当選人数:100名様
当選形式:抽選
使用システム:itsmonレシート
結果:キャンペーンを目的とした製品購入者が過半数を占め、店舗への送客につながった。あわせて取得したデータから製品のリピート購入も高い割合で可視化され、棚確保に向けた有用な判断材料となった。

スギ薬局限定で、対象商品の購入レシートを応募条件としたキャンペーンです。製品購入を通じて店舗へ足を運ぶきっかけを増やし、売上向上につなげる目的で実施されました。

協同組合様×シリアルキャンペーン


ホクレンのゆめぴりかキャンペーン告知

応募期間:2022年11月10日まで
応募条件:「ゆめぴりか」商品についている応募シールをめくりQRコードを読み取りキャンペーンサイトへアクセス。マイページ登録後、シリアルナンバーを入力してポイントを貯めて応募するキャンペーン
景品:ゆめぴりか 2kg、ゆめぴりか パックごはん
当選形式:総付け ※20ポイント獲得の方
使用システム:itsmonマイレージ・itsmonシリアル
結果:多くの新規会員の獲得につながり、キャンペーンをきっかけとした購買促進の効果も見られた。

2kg購入毎に2ポイントが付与され、20ポイント達成で必ず賞品がもらえるシリアルマイレージキャンペーンです。マイレージ形式のキャンペーンのため、期間中の指名買いと継続購入が期待できます。

東武百貨店様×レシートキャンペーン


東武百貨店 NEW&RENEWAL SHOP限定!HELLO CAMPAIGN

応募期間:2024年9月5日〜10月2日
応募条件:キャンペーン期間中に対象ショップで1会計3,000円(税込)以上購入したレシートで応募
景品:東武百貨店 池袋店のお買物券5,000円分、クッキーアソート、ガトー・アンプルール
当選形式:後日抽選
使用システム:itsmonレシート
結果:応募総数は多数にのぼり、平均購入金額も高い水準となった。

東武百貨店 池袋店の新規開店・リニューアルショップを対象としたレシートキャンペーンです。対象ショップでの購入レシート1枚につき1回応募でき、期間中は一人何度でも応募できる形式で実施されました。

出典:itsmon「お知らせ一覧」、東武百貨店「NEW&RENEWAL SHOP限定!HELLO CAMPAIGN」

ツルハドラッグ様×お酒4社共同企画


ツルハドラッグのお酒4社共同レシートキャンペーン告知

応募期間:2021年12月1日〜2022年1月15日
応募条件:アプリ会員が、アサヒビール・キリンビール・サッポロビール・サントリーの対象ビール類を合計2,000円(税込)以上購入したレシートで応募
景品:ツルハドラッグで使える1,000ポイントクーポン
当選人数:1,000名様
当選形式:抽選
使用システム:itsmonレシート
結果:応募総数は想定を大きく上回り、会員様の購入単価も非会員様と比べて大幅に高い水準となった。

対象商品の購入と店舗で使える特典を組み合わせた、アプリ会員限定のレシートキャンペーンです。企画の概要は公式事例で確認できます。

また、弊社での実績は多数ございますので、ぜひ実績紹介ページをご覧ください。

出典:itsmon:菊水事例、itsmon:お知らせ一覧、itsmon:シック・ジャパン事例、itsmon:ホクレン事例、東武百貨店:HELLO CAMPAIGN応募要項、itsmon:ツルハ4社共同企画

8. マストバイキャンペーンの費用と実施スケジュール

マストバイキャンペーンの費用は、応募方式や景品、制作物、事務局へ委託する範囲によって異なります。予算を検討するときは、システム費だけでなく、実施に必要な作業を次の内訳で整理します。

費用の内訳 見積りで確認する内容
システム 応募方式、必要な機能、応募画面の制作・設定、利用期間を確認します。
景品 景品の種類・数量と、発送・配信に必要な作業を確認します。
告知 店頭やWebで使用する制作物と、掲載・配信の範囲を確認します。
事務局 応募確認、抽選、当選連絡、問い合わせ対応、景品発送の担当範囲を確認します。

同じ応募方式でも、対応店舗や制作物、問い合わせ対応の範囲が変われば、必要な準備は変わります。見積りを比べる際は、含まれる作業と別途依頼する作業をそろえ、景品費や発送費が二重に計上されていないかも確認してください。

実施スケジュールは、開始希望日だけでなく、応募条件や告知物を確定する日から逆算します。次の表は作業の順序です。企画全体の準備と、内容決定後のシステム公開までの工程を分けて確認します。

工程 開始前に決めること・確認すること
企画 目的、対象商品、応募条件、景品、法令確認の担当者を決めます。
制作・設定 応募画面、告知物、応募規約、問い合わせ窓口を用意します。
テスト 対象レシートやコードで応募し、表示・判定・当選連絡の流れを確認します。
開始・運用 告知と受付開始をそろえ、応募確認や問い合わせへの対応を行います。

itsmonでは、応募システムやキャンペーン事務局の運用を支援しています。実施希望日と想定する応募条件、景品、委託したい作業を整理して相談すると、必要な準備と見積りの範囲を確認できます。

出典:itsmon:公開資料一覧、itsmon:お問い合わせ・資料請求、itsmon資料3点セット

itsmonのサービスを詳しく知りたい方は、資料をご覧ください。

9. マストバイキャンペーンのよくある質問

マストバイキャンペーンを企画するときに確認されやすい質問をまとめます。景品表示法や応募条件は企画ごとに判断が変わるため、個別条件も併せて確認してください。

Q1. マストバイキャンペーンとオープンキャンペーンの違いは?

A. マストバイは「購入」を応募条件とするクローズド型、オープンは購入不要で誰でも参加できる形式です。売上直結を狙うならマストバイ、広く認知を取りたいならオープンが適しています。

Q2. レシート応募とシリアル応募、どちらが向いていますか?

A. 商品パッケージを変更したくない場合・低コストで詳細な購買データを取りたい場合はレシート応募、パッケージ印字による告知力強化や不正防止を重視する場合・マイレージ型で継続購入を促したい場合はシリアル応募が向いています。

Q3. 景品の最高額はいくらまで設定できますか?

A. 景品表示法の一般懸賞区分では、取引価額5,000円未満は取引価額の20倍、5,000円以上は一律10万円が上限です。総額は懸賞売上予定額の2%以内。

Q4. 不正応募が起きた場合、どう対応すればよいですか?

A. 応募規約に不正応募時の失格条項を明記したうえで、AI-OCR検証・Exif解析・行動ログ分析を組み合わせたシステムで検知します。景品送付前の目視二重チェック体制を整えておくことも重要です。

Q5. キャンペーン事務局を外注するメリットは?

A. レシートチェック・当選通知・景品発送・問い合わせ対応といった運用負荷を社内から切り離せるため、マーケ担当者は企画と効果測定に専念できます。

Q6. 実施にかかる最低期間・予算の目安は?

A. 必要な予算と期間は、応募方式や景品、事務局に任せる作業によって異なります。見積りではシステム費だけでなく、景品・告知・事務局の費用も確認してください。実施希望日から逆算し、企画と制作、テストに必要な作業を整理します。詳細は費用と実施スケジュールをご確認ください。

Q7. 過去のマストバイ成功事例を見るには?

A. 実績紹介ページで業界別・形式別に事例をまとめています。

Q8. マストバイとはどういう意味ですか?

A. 英語のmust buy=「必ず買うべきもの」。マーケティングでは商品の購入を応募条件とするキャンペーンを指します。冒頭の解説もご覧ください。

Q9. マストバイキャンペーンは景品表示法の対象ですか?

A. 購入者へ抽選で景品類を提供する企画は、通常、一般懸賞の規制対象です。景品類の最高額と総額を確認し、企画条件に応じて個別に判断します。上限と確認事項は景品表示法の章と消費者庁の公開情報を参照してください。

出典:消費者庁「景品規制の概要」、itsmon実績紹介

Q10. マストバイキャンペーンの言い換え・類義語は?

A. 購入条件を伝える場合は、「購入者限定キャンペーン」や「購買条件型キャンペーン」と言い換えられます。「クローズドキャンペーン」は、購入以外の参加条件を指して使われる場合もあるため、完全な同義語として扱わないことが大切です。告知では呼称だけで済ませず、対象商品や購入条件、応募方法を明記してください。

出典:消費者庁「景品規制の概要」、itsmon実績紹介、消費者庁:景品類とは、itsmonレシート、itsmonシリアル、消費者庁:一般懸賞について、itsmon:よくある質問、itsmon:お問い合わせ・資料請求、itsmon:クローズドキャンペーン解説

10. まとめ|マストバイキャンペーンの設計は「購買証明の選定」から始まる

マストバイキャンペーンを企画するときは、対象商品と目的を決めます。続いて購買証明と景品を選び、応募導線や運用体制を順に整理します。特に重要な確認事項は次の3点です。

  • ① 商品特性と取得したいデータに合う購買証明方式を選ぶ。
  • ② 景品表示法と応募規約を確認し、景品設計を確定する。
  • ③ 重複応募や条件外応募への対策を含め、運用できるシステムを選ぶ。

itsmonでは、itsmonレシートやitsmonシリアルを活用したマストバイキャンペーンを設計できます。itsmonマイレージによる継続施策にも対応し、応募管理やキャンペーン事務局運営を支援しています。実施方式や運用体制を整理したい場合はご相談ください。

出典:itsmon、itsmonレシート、itsmonシリアル、itsmon:お問い合わせ・資料請求、itsmon資料3点セット

応募方式や運用体制を検討するために、itsmonの資料をご活用ください。

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