顧客の声を宝に!アンケート設置で顧客データ収集!Webレシート応募キャンペーンのすすめ

「データマーケティングが重要だとは聞くけれど、何から始めればいいのか分からない…」
そんな悩みをお持ちのマーケティング担当者の方も多いのではないでしょうか?

顧客のニーズが多様化する現代において、顧客を深く理解し、関係性を築くデータマーケティングは、もはや必須です。そして、そのための有効な手段として注目されているのが「レシートキャンペーン」です。

本記事では、顧客データの宝庫であるレシートキャンペーンで、アンケート機能を活用して顧客データを取得する方法をご紹介します。データマーケティングの第一歩を踏み出したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

レシートキャンペーンとは?

レシートキャンペーンとは、商品購入時に発行されるレシートを活用したキャンペーンのことです。購入必須型のため、「マストバイキャンペーン」とも言います。
従来型のキャンペーンでは、新聞広告やチラシ、Web広告などを使って幅広い層にアプローチしていました。

しかし、レシートキャンペーンは、実際に商品を購入した顧客のみにアプローチできるため、より購買意欲の高い顧客へ効率的に訴求できるというメリットがあります。

顧客データの宝庫!レシートキャンペーンでわかること

購入を条件とするレシートキャンペーンでは、顧客の属性情報や購買履歴、アンケート回答などの貴重なデータを取得できます。
これらのデータを分析することで、顧客のニーズや行動を把握し、より効果的なマーケティング戦略を立てることが可能になります。

従来のキャンペーンと何が違う?

従来のキャンペーンと異なり、レシートキャンペーンは、商品購入者が参加するため、購入者の説得力のあるデータを取得することができます。

項目従来のキャンペーンレシートキャンペーン
ターゲット不特定多数商品購入者
費用対効果低い傾向高い傾向
データ取得限定的多岐に渡る
顧客理解浅い深い

なぜ今、レシートキャンペーンでデータマーケティングなのか?

顧客の購買情報が手に入る

レシートキャンペーンでは、顧客の購買情報とアンケート情報を紐づけて取得できる点が大きなメリットです。これは、従来のアンケート調査やWebアンケートでは難しいポイントとなっていました。

レシートキャンペーンで得られるデータは、下記の3種類です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
①応募者基本データ:性別、年齢、都道府県、応募アドレスなど
②購買データ:購入日時、購入店舗、購入商品、購入金額など
③アンケートデータ:商品に対する満足度、購入理由、今後の要望など
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

これらのデータを組み合わせることで、顧客一人ひとりの行動やニーズを深く分析することができます。
また、レシートキャンペーンは、企業が提供するレシートキャンペーンツールを利用して行われることがよくあります。
ツール会社のレシートキャンペーンでアンケートが設置できるかを確認することが重要です。

 

データに基づいた戦略で売上アップ!

レシートキャンペーンで取得したデータは、商品開発、販売促進、顧客満足度向上など、さまざまなマーケティング施策に活用できます。

例えば、顧客アンケートで「もっとこんな商品が欲しい」「こんなサービスがあったら嬉しい」といった意見を収集し、商品開発に反映させることが考えられます。

実際に商品を購入した顧客のリアルな声を反映することで、より顧客ニーズに合った商品開発が可能になり、売上アップに繋がります。

また、レシートキャンペーンは、特定の商品を購入した顧客に絞って実施するため、データの精度が高いという特徴もあります。そのため、より効果的なマーケティング施策を展開できる可能性があります。

 

低コストで始められる!

従来のアンケート調査では、調査会社に依頼する必要があり、高額な費用がかかっていました…

しかし、レシートキャンペーンの場合、Web上で簡単に実施できるため、低コストで実施できます。


また、データを自社で保管することもできるので、商品データや会員データと紐づけて保管・分析することも可能です。
特に、これからデータマーケティングを始める中小企業や、限られた予算でマーケティング活動を行っている企業にとって、レシートキャンペーンは非常に有効な手段と言えるでしょう。

顧客が回答しやすいレシートアンケートとは?

せっかくレシートキャンペーンを実施しても、アンケートの回答率が低ければ、十分なデータを集めることができません。顧客が回答しやすいアンケート作成が、レシートキャンペーン成功の鍵を握ります。

回答しやすい入力フォーム設計

スマートフォンで回答しやすい入力フォーム設計は必須です。

アンケートフォームのページが設問ごとに分かれているのか、設問が1ページに分かれているのかなど、形式1つで効果が違うこともあります。

また、ラジオボタン形式で回答がスムーズに進むフォームは、顧客にとってストレスなく回答できるため、おすすめです。

また、当選した場合の住所入力は、郵便番号で自動入力したり、プルダウンで選択できるようにするなど、顧客の手間を最小限に抑えましょう。

 

シンプルで分かりやすい質問と適切な量

質問文は簡潔で分かりやすく、誤解を与えないように配慮しましょう。

また、質問数は多すぎると離脱率が高くなるため、適切な量に絞ることが重要です。

(特にアンケートフォームが1枚のページになっている場合は、長い設問と分かった時点で離脱されやすくなります!)

 

アンケート回答率UPの秘訣

アンケート回答率を向上させるためには、魅力的なインセンティブを設定したり、キャンペーンサイトのデザインを工夫したりするなど、顧客が「回答したい!」と思えるような工夫も大切です。

例えば、抽選で豪華賞品をプレゼントする、ポイントを付与する、クーポンを配布する、などが考えられます。
顧客にとってメリットが大きいほど、アンケートに回答する意欲が高まります。

また、キャンペーンサイトのデザインは、顧客の印象を左右する重要な要素です。
見やすく、分かりやすく、魅力的なデザインにすることで、顧客の関心を惹きつけ、アンケート回答率の向上に繋げましょう。

 

欲しい情報から逆算したアンケート設問の設計

闇雲にアンケート項目を設定するのではなく、

収集したデータでどのような分析を行い、どのようなマーケティング施策に繋げたいのか
あるいは、キャンペーン企画をどう改善していくか、を明確にした上で、必要な情報を逆算して設問を設計しましょう。

アンケート設問例と業界別のおすすめ設問

基本的なアンケート設問例

◎キャンペーンの企画内容に関する設問

  • 今回のキャンペーンを知っていましたか?
  • キャンペーンの内容は分かりやすかったですか?
  • 今回のキャンペーンは、商品購入の決め手になりましたか?
  • 今後、どのようなキャンペーンを実施してほしいですか?
  • どんな景品だと参加したくなりますか?

 

◎キャンペーンを知ったきっかけに関する設問

  • 今回のキャンペーンをどこで知りましたか?(複数回答可)
  • 例)SNS媒体、HP、チラシ、WEB広告、店員の案内、アプリ
  • Web広告で、どの媒体の広告をクリックしましたか?(複数回答可)
  • 店頭で、キャンペーンの告知を見て、商品を購入しましたか?

 

◎商品やサービスについての感想や要望に関する設問

  • 商品の購入を検討したきっかけは何ですか?(複数回答可)
  • 商品はどこで購入しましたか?(複数回答可)
  • 商品は期待通りでしたか?
  • 商品の満足度を教えてください(5段階評価)
  • 購入前に、商品の購入を迷った商品はありますか?
  • 今後、どのような商品を発売してほしいですか?
【業界別!】アンケート設問

業界や商材によって、顧客に聞きたいことや、取得すべきデータは異なります。

【食品メーカー】 

  • どのような時に、この商品を食べたいと思いますか?
  • 一緒に食べる人は誰ですか?(複数回答可)
  • 商品の味付けはどうでしたか?
  • 普段、コンビニエンスストアで、よく購入する商品はありますか?

 

【流通・小売り】 

  • 商品はどこで購入しましたか?(ECサイト、実店舗)
  • 実店舗で購入した場合、来店の決め手は何ですか?
  • どんな商品を置いてほしいですか?

 

【商業施設】 

  • 商業施設への来店頻度を教えてください
  • 誰と来店しましたか?(複数回答可)
  • 施設に訪れた理由を教えてください
  • 今後どんなテナントがあったらいいと思いますか?

 

【食品業界の方必見!】

食品メーカー様

アンケート設問事例集

資料を見てみる

レシートキャンペーンで収集したデータの分析方法

レシートキャンペーンで収集したデータは、データを組み合わせて分析することで、顧客理解を深め、マーケティング施策の精度を高めることができます。

顧客セグメント分析でニーズを深掘り

顧客セグメント分析とは、年齢や性別、居住地、職業、年収などの属性や、購買履歴、Webサイトの閲覧履歴などの行動履歴に基づいて、顧客をグループ分けする分析手法です。

顧客をグループ分けすることで、それぞれのグループに最適なマーケティング施策を検討できます。

例えば、20代女性の顧客グループには、Instagram広告を活用した新商品のプロモーションを展開する、
40代男性の顧客グループには、メルマガで新商品の割引クーポンを配信する、などです。

商品開発やサービス向上に活かす

アンケートで得られた商品やサービスに対する意見は、改善点を見つけ出すためのヒントになります。
「商品の使い方が分かりにくい」という意見が多ければ、説明書の改善を行う、
「商品の価格が高い」という意見が多ければ、価格の見直しを検討する、などです。

レシートキャンペーンでアンケート取得をしたいなら株式会社ウィナスへ

株式会社ウィナスでは、これまで数多くの企業様のキャンペーンを支援してまいりました。長年の実績で培ったノウハウを活かし、お客様の課題やニーズに最適なソリューションをご提案いたします。

株式会社ウィナスの提供するレシート応募キャンペーンシステム「itsmonレシート」は、基本機能にアンケート機能が搭載されているため、簡単にアンケート付きのレシートキャンペーンを実施できます。 「これからレシートキャンペーンを始めたいけど、何から手をつければいいのか分からない…」という方は、ぜひ一度ご相談ください。

まとめ|顧客の声を活かして、商品開発やサービス向上を目指そう!

今回は、レシートキャンペーンでアンケート機能を活用して顧客データを取得する方法について解説しました。
顧客の声に耳を傾け、商品開発やサービス向上に繋げることで、顧客満足度の向上、ファン化、売上アップなどが期待できます。

ぜひこの機会に、レシートキャンペーンでアンケートを実施してみてはいかがでしょうか。

その他のコラム