リポスト(リツイート)キャンペーンのやり方7ステップ|Xの規約と景品表示法をわかりやすく解説【2026年版】


リツイートキャンペーンの導線設計イメージ

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リポスト(リツイート)キャンペーンとは、企業アカウントの投稿をリポストしてもらうことを応募条件とするX(旧Twitter)のキャンペーンです。景品を提供する場合は、X公式ルールと景品表示法の論点を分けて確認する必要があります。

この記事では、実施に必要な7ステップ、Xの規約、景品表示法の確認ポイントを解説します。当選者の選び方と連絡方法、失敗例、応募後の導線も整理しているため、実施前の確認にお役立てください。

【結論】リポスト(リツイート)キャンペーンはX公式ルールと景品表示法を分けて確認する

リツイートキャンペーンは、X上の拡散施策であると同時に、規約・法令・運用フローを確認して設計する販促施策です。

① X上では、複数アカウント応募や同じ投稿の反復を促さない設計

② 景品提供時は、取引に付随するかを消費者庁FAQで確認

③ 応募条件、無効条件、当選連絡、個人情報の扱いを事前整理

④ リポスト後は、LPやレシート応募など次の行動への導線を設計

1. リポスト(リツイート)キャンペーンとは

リツイートキャンペーンとは、X(旧Twitter)上で特定投稿のリポストなどを応募条件にするキャンペーンです。現在のX公式表現は「リポスト」ですが、検索上は「リツイートキャンペーン」という呼称も使われます。景品を提供する場合は、X上の参加条件だけでなく、法令や応募規約まで含めて設計する必要があります。

リポストを応募条件にする施策

リポストを応募条件にすると、企業投稿を起点に情報接触の機会を広げられます。X公式ヘルプでは、X上のキャンペーンや懸賞で賞品が提供される場合があると説明されています。対象行動には、特定内容の投稿、特定アカウントのフォロー、特定ハッシュタグ付き投稿などがあります。(出典:X Help「キャンペーンの実施についてのガイドライン」)

応募条件は、「指定投稿をリポストする」「公式アカウントをフォローする」「関連ハッシュタグを付ける」など、参加者が迷わず実行できる条件に絞ります。

リツイートとリポストの違い

「リツイート」は、Xへの名称変更に伴い、現在は「リポスト」という名称に変更されています。本記事では、検索で広く使われている「リツイートキャンペーン」という表現を用いながら、機能名については現在の名称である「リポスト」として説明します。

SNS上で完結しない設計もある

リポストで接点を作った後、LP(キャンペーン応募ページ)やマストバイキャンペーンに誘導する設計もあります。

フォロー&リポスト、@メンション+ハッシュタグ付きポスト、ハッシュタグ付き引用ポストなどは、Xキャンペーンの参加形式として検討できます。リポストで接点を作った後、LPやレシート応募へつなぐ設計も可能です。

Xキャンペーン全般の形式や事例を確認したい方は、X(旧Twitter)キャンペーンの解説もご覧ください。本記事では、リポスト形式の実施手順に絞って説明します。

2. リポストキャンペーンで守るX公式ルール

X上でキャンペーンを行う場合は、参加者がXルールに違反しない条件を設計します。複数アカウント応募、同じ投稿の反復、無関係なハッシュタグ利用を促す設計は避けます。

確認項目 設計時の対応
複数アカウント応募 当選資格を失う条件を明記する
同じ投稿の繰り返し 投稿回数競争にしない
ハッシュタグ 企画と関連する語句に限定する
適用法令 X規約とは別に確認する

出典:X Help「キャンペーンの実施についてのガイドライン」

複数アカウント応募を防ぐ

X公式ガイドラインでは、複数アカウントで応募した利用者を失格にするルール明記が求められています。

応募規約には、同一人物による複数アカウント応募、なりすまし、応募条件を満たさない参加を無効にする旨を入れます。(出典:X Help「キャンペーンの実施についてのガイドライン」)

同じ投稿の繰り返しを促さない

同じ内容の反復投稿を促すキャンペーン設計は避けます。 X公式ヘルプは、同一またはほぼ同一の投稿やリンクの反復がXルール違反になり得ると説明しています。(出典:X Help「キャンペーンの実施についてのガイドライン」)

応募機会を増やしたい場合でも、同じ投稿の繰り返しを促すのではなく、応募回数や応募期間の扱いを応募規約で整理します。

関連性のあるハッシュタグにする

ハッシュタグを使う場合は、投稿内容と関連するものに限定します。 X公式ヘルプでは、投稿内容と関係のないハッシュタグを追加させることはXルール違反の原因になり得ると説明しています。(出典:X Help「キャンペーンの実施についてのガイドライン」)

企業キャンペーンでは、ブランド名、商品名、企画名など、投稿内容と関係が分かるハッシュタグを使います。

規約・応募要項に落とし込む

X公式ルールは、応募要項に反映して初めて実務で機能します。応募条件、無効条件、当選連絡、個人情報の扱いを確認できる形にします。

X公式ヘルプは、キャンペーンや懸賞を始める前に、適用される法令や規制に準拠していることを確認するよう案内しています。X上で実施できる形式であっても、法令確認は別に必要です。(出典:X Help「キャンペーンの実施についてのガイドライン」)

出典:X「キャンペーンの実施についてのガイドライン」

3. 景品表示法で確認するポイント

商品購入や来店を応募・受取条件に含めず、リポストだけで応募できるキャンペーンは、通常、オープン懸賞として景品表示法上の景品規制の対象外です。オープン懸賞には、提供する金品等について具体的な上限額の定めはありません。

一方、購入や来店を条件に加える場合は取引に付随する可能性があり、抽選で提供する一般懸賞か、もれなく提供する総付景品かなど、企画内容に応じた分類と限度額を確認する必要があります。名称だけで判断せず、応募から景品受取までの条件を確認してください。

取引を条件として経済上の利益を提供する場合だけではなく、取引を条件としない場合であっても、経済上の利益の提供が取引の相手方を主たる対象として行われるときには「取引に付随」する提供に当たります。

引用:一般懸賞について|消費者庁

SNS懸賞は設計で判断が変わる

消費者庁FAQでは、SNSのフォローやいいねのみでは通常、商品購入に直ちにつながらないと説明されています。一方で、商品画像や使用感の投稿を当選確率に結びつける場合は、取引付随と判断され得ます。

同じSNS懸賞でも、応募条件の作り方で判断が変わります。フォローやリポストだけなのか、商品購入や来店を促しているのかを確認します。(出典:消費者庁「一般懸賞について」)

購入・来店条件がある場合は注意する

応募時点で購入が不要でも、景品受け取りに来店や購入が必要な設計では、景品規制の対象になる場合があります。消費者庁FAQでも、当選者が景品を受け取るために店舗へ来店する設計では、取引に付随すると判断される例が示されています。(出典:消費者庁「一般懸賞について」)

景品表示法の論点は、「応募するために購入が必要か」「景品を受け取るために購入や来店が必要か」「商品購入を促す条件があるか」に分けて確認します。

景品額を決める前に分類する

景品額の上限を考える前に、企画が取引に付随するか、一般懸賞か、総付景品かを整理します。
景品の価額や上限を決める場合は、消費者庁の景品規制ページや法務担当者の確認に基づいて判断してください。

クローズドキャンペーンと景品表示法の基本も、景品設計を確認する際の関連情報として参照できます。

購入や来店を条件としない企画の考え方は、オープンキャンペーンの解説でも詳しく整理しています。

X規約と法令を混同しない

X公式ルールに沿っていても、景品表示法などの法令確認は別に必要です。 Xのガイドラインは、X上で参加者がルール違反を起こさないための確認軸です。
景品表示法は、事業者が消費者に景品類を提供する際の規制を確認するための軸です。投稿文だけで判断せず、応募ページや当選後の流れまで含めて確認します。

出典:消費者庁「景品規制の概要」、e-Gov法令検索「不当景品類及び不当表示防止法」

4. リポストキャンペーンの実施7STEP・運用フロー

リポストキャンペーンは、応募受付、抽選、当選連絡、個人情報取得、景品発送までを先に設計します。

フェーズ 決めること 確認の目的
企画 目的、対象者、応募条件 施策の目的と参加条件をそろえる
実施 投稿文、ハッシュタグ、応募期間 参加者が迷わない状態にする
抽選 有効応募、無効応募、抽選方法 当選判断のぶれを防ぐ
当選連絡 連絡方法、返信期限、本人確認 問い合わせ対応を減らす
景品発送 取得情報、発送方法、問い合わせ先 個人情報の扱いを整理する

実施は、次の7ステップで進めます。

  1. 目的と対象者を決める。
  2. 応募条件と無効条件を決める。
  3. X公式ルールと景品表示法を確認する。
  4. 投稿文、応募規約、LPを準備する。
  5. 応募者を抽出し、無効応募を除外する。
  6. 当選者を抽選し、公式アカウントのDMで連絡する。
  7. 必要な情報を取得して景品を送付し、結果を振り返る。

目的と応募条件を分けて決める

認知拡大、フォロワー接点、LP送客、購買促進では設計が変わります。目的を先に決め、応募条件はX公式ルールと法令に合わせて整理します。
まず目的を決め、その目的に必要な応募条件だけを残すと、参加しやすい設計になります。

抽選と当選連絡を設計する

当選者の選定基準、当選連絡の方法、返信期限を事前に決めます。X上のDMだけで完結するか、外部フォームへ誘導するかも整理します。
当選連絡では、公式アカウントから連絡すること、返信期限を設けること、なりすましアカウントへの注意喚起を行うこともあわせて確認します。

当選者の選び方と連絡方法

当選者の選定は、応募条件を満たす参加者の抽出、無効応募の除外、抽選、当選連絡、景品送付の順に進めます。事前に応募規約へ抽選方法と無効条件を記載し、同一人物による複数アカウント応募や条件未達を確認してください。

 

  1. 応募条件を満たす参加者を抽出する。
  2. 重複・無効応募を除外し、事前に定めた方法で抽選する。
  3. 公式アカウントのDMで当選を連絡し、返信期限と必要情報を案内する。
  4. 必要最小限の個人情報を取得し、景品を送付する。
 

手作業では、応募数が増えるほど条件確認や重複除外の対象も増えます。ツールを使う場合は、応募者の抽出や抽選など、利用できる機能と確認が必要な作業を分けて運用します。

個人情報取得の範囲を絞る

景品発送に必要な情報だけを取得する設計にします。個人情報を扱う場合は、応募規約やプライバシーポリシーを確認します。
氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどを取得する場合は、何のために使うのかを明確にします。

LPや購買施策への導線を作る

リポストで拡散した接点を、LP、レシート応募、会員登録などの次アクションにつなげます。
購買施策まで見据える場合は、X上の接点をLPや応募ページへつなぐ導線設計が重要です。
導線設計とあわせて、自社に適したキャンペーンシステムを選ぶことも、スムーズな運用につながります。
詳しくはキャンペーンシステムの選び方もご覧ください。

5. 避けるべき失敗例と対策

リツイートキャンペーンでは、応募条件の曖昧さや拡散後の導線不足を避け、応募規約と運用フローに反映します。

 
避けるべき例 起こり得る問題 対策
投稿回数競争にする 同一投稿の反復を促す 応募回数の扱いを規約に明記する
無効条件が曖昧 当選判断がぶれる 複数アカウント応募などを規約に記載する
商品購入との関係を未確認 景品規制の確認漏れ 消費者庁FAQをもとに整理する
LPがない 詳細条件が伝わらない 応募要項を確認できるページを用意する

投稿回数競争にしない

「リポスト回数分だけ当選確率が上がる」といった設計は、参加者の熱量を測るつもりでも同一投稿の反復にあたり得ます。(出典:X Help「キャンペーンの実施についてのガイドライン」)
応募規約に「1アカウント1回まで有効」と明記し、抽選時に重複分を除外する運用にしておくと防ぎやすくなります。

無効条件を曖昧にしない

無効条件が曖昧だと、落選者から「なぜ無効なのか」という問い合わせが当選発表後に集中しがちです。
複数アカウント応募は当選資格を失う条件として明記するようX公式ヘルプでも案内されており(出典:X Help「キャンペーンの実施についてのガイドライン」)、応募条件未達や締切後応募とあわせて、抽選前のチェック項目として運用フローに組み込んでおくと、後からの説明対応が減ります。

商品購入との関係を確認する

「応募は無料だから景品表示法は関係ない」と思い込むのはよくある誤解です。フォローやリポストだけの応募自体は通常、取引に付随しません。ただし景品を受け取るために来店や購入が必要な設計にすると、その時点で取引に付随する提供とみなされ、規制の対象になり得ます。(出典:消費者庁「一般懸賞について」)

拡散後の受け皿を用意する

X上で認知を得ても、LPや応募ページがなければ次の行動につながりにくくなります。LPで応募条件、景品、商品情報、関連施策を整理します。

出典:X「キャンペーンの実施についてのガイドライン」、消費者庁「景品規制の概要」

6. リポストキャンペーンの応募・抽選を自動化する方法

itsmonでは、Xキャンペーンの企画設計から応募導線づくりまで相談できます。フォロー&リポストなどで参加するXキャンペーンに対応し、X上の接点をLP、レシート応募、シリアル応募へつなぐ設計も検討できます。

リポストキャンペーンの実施方法を検討している方は、itsmonのSNSキャンペーンをご確認ください。

X上の参加形式を選ぶ

X上の参加形式には、フォロー&リポスト、@メンション+ハッシュタグ付きポスト、ハッシュタグ付き引用ポストなどがあります。目的に合わせて、参加者に求める行動を選びます。

 
参加形式 概要 使い分け
フォロー&リポスト 指定投稿のリポストを応募条件にする 企業投稿を起点に接点を作る
@メンション+ハッシュタグ付きポスト 指定条件で投稿してもらう ユーザー投稿を集めたい場合に検討する
ハッシュタグ付き引用ポスト 指定投稿を引用して投稿してもらう コメント付きの参加を促したい場合に検討する

これらの形式を使い分けることで、投稿拡散、ユーザー投稿の収集、コメント付き参加などを設計しやすくなります。

購買施策へ接続する

Xで接点を作った後、レシート応募などのマストバイキャンペーンに誘導する設計も検討できます。X施策からLPへつなぐ流れを整理しましょう。
Xキャンペーンとレシート応募キャンペーンを接続する場合は、LPで応募条件や購買後の流れを分かりやすく伝えることが重要です。

レシート応募型キャンペーンについて詳しく知りたい方は、itsmonレシートも参考にしてください。

最新の提供状況を確認する

Xキャンペーンの参加形式は、実施時点で利用できるものを選ぶ必要があります。企画時には、Xの最新仕様や提供状況を確認します。

Xの仕様変更により利用できなくなる機能もあるため、実施前に現在の提供状況を確認します。古い機能名を前提に応募条件を作らないことが重要です。

7. よくある質問

リツイートキャンペーンの疑問は、Xの規約、景品表示法、応募条件、当選連絡に分けて整理します。

リポストキャンペーンに景品の上限はありますか?

商品購入や来店を応募・受取条件に含めず、リポストだけで応募できる企画は、通常、オープン懸賞として景品表示法上の景品規制の対象外であり、具体的な上限額の定めはありません。購入、来店、レシート提出などを条件に加える場合は扱いが変わる可能性があります。名称だけで判断せず、参加から受取までの条件を整理し、消費者庁の最新情報を確認してください。

リツイートとリポストは同じですか

Xの現在の機能名としてはリポストを使います。ただし検索KWや旧称としてリツイートキャンペーンと呼ばれることがあるため、両方の関係を押さえておくと理解しやすくなります。

フォローだけで応募条件になりますか

フォローのみを応募条件にする設計自体は可能ですが、X公式ルールと景品表示法の確認は別に必要です。商品購入や来店との関係がある場合は、消費者庁FAQをもとに取引付随性を確認してください。(出典:消費者庁「一般懸賞について」)

景品表示法の対象になりますか

取引に付随するかで判断が変わります。商品購入につながる設計では、投稿条件、当選確率、景品受け取り条件を分けて確認します。

応募規約には何を書くべきですか

応募条件、応募期間、無効条件、当選連絡、個人情報の扱い、景品発送の流れを記載します。複数アカウント応募の扱いも明記します。X公式ヘルプでは、複数アカウント応募者の当選資格喪失を明記するよう案内されています。(出典:X Help「キャンペーンの実施についてのガイドライン」)

出典:消費者庁「景品規制の概要」

8. まとめ|リポスト(リツイート)キャンペーンは規約・法令・導線を分けて設計する

リツイートキャンペーンは、X上の拡散施策であると同時に、規約・法令・運用フローを確認して設計する販促施策です。X公式ルールと景品表示法を分けて確認し、拡散後の導線まで設計しましょう。

  • ①X上では、複数アカウント応募や同じ投稿の反復を促さない設計:X公式ルールに沿った応募条件を設計します。
  • ②景品提供時は、取引に付随するかを消費者庁FAQで確認:景品表示法上の取引付随性を整理します。
  • ③応募条件、無効条件、当選連絡、個人情報の扱いを事前整理:応募規約へ反映し、運用時のトラブルを防ぎます。
  • ④リポスト後は、LPやレシート応募など次の行動への導線を設計:拡散だけで終わらず購買や応募へつなげます。

規約確認と導線設計を同時に進めることで、購買や応募につながる販促施策として組み立てられます。

Xキャンペーンの企画から応募導線・購買施策まで一貫して設計したい場合は、お気軽にお問い合わせください。

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