オープンキャンペーンで使えるおもな媒体は、大きく以下4つに分類されます。
- SNS(X(旧Twitter)・Instagram・TikTok)
- LINE
- WEB・アプリ
- ハガキ
各媒体の代表的な企画を一覧にまとめました。
コロナ禍以降、店舗でのイベントやキャンペーンが軒並み中止となり、来店誘致が難しくなったことでデジタルキャンペーンの需要が飛躍的に伸びました。
とくにSNSキャンペーンの急速な伸びには、オフラインで楽しめた娯楽の代わりに、SNSの利用需要が高まった背景があります。
プライベート中心だったSNSが、商品やサービスなどさまざまな情報源としても活用されるようになり、販促施策のデジタル化を後押ししたと言えるでしょう。
\初めてのSNSキャンペーンはWinasがお手伝いします。/
【SNSキャンペーンの導入事例を無料でダウンロード】
オープンキャンペーンの種類①SNS
公式アカウントのフォローやリポスト、ハッシュタグつきコメントなど、日常的なSNS利用の延長でキャンペーンに参加できるため、応募を募りやすい媒体です。
もう一歩踏み込んで、アンケート回答やコンテスト形式、動画投稿などユーザー参加型のスキームとも相性がよいでしょう。
公式アカウントの新規フォロワー獲得やアカウントの活性化も狙えるので、自社のSNSをアクティブにさせたいときにも有効です。
オープンキャンペーンの種類②LINE
公式アカウントに友だち登録すれば、誰でも参加できるシンプルな仕組みです。単純に「友だち登録」を増やす、あるいは一度ブロックした友だちを再登録に促す目的にも向いています。
日本におけるLINE使用率は8割以上と言われており、LINEの利用割合は群を抜いています。一般的にメルマガの開封率は10~20%ですが、LINEの公式アカウントからのメッセージは開封率が約60%という高水準。
キャンペーンをきっかけに友だち登録を増やし、タッチポイントを広げていければ見込み顧客の取り込みにもつながります。
オープンキャンペーンの種類③WEB・アプリ
自社の公式アプリからキャンペーンサイトへ誘導させ、応募を募る設計です。自社アプリがない場合は会員サイトなどを利用して参加者を誘引できます。
景品を自社商品の引き換えクーポンにすれば来店誘致にもなるため、メーカーや小売業、飲食店などで頻繁に実施されています。定期的に繰り返すことで、アプリの休眠状態を防ぐ効果もあるでしょう。
とくにスロットのようなシンプルでわかりやすいゲームが人気で、その場で当たりはずれがわかる「インスタントウィン」形式を組み合わせた企画に適しています。
オープンキャンペーンの種類④ハガキ
一部では根強く残っているシンプルなキャンペーン形態です。アンケートやクイズなどに答え、必要事項を記入したハガキをポストに投函すれば応募完了です。
ハガキキャンペーンの最大の利点は、デジタルに慣れていない中高年層を取り込める点です。
都心部から離れた郊外の小売チェーンなどはターゲットの年齢層が高く、一気にデジタル化を進めるのは難しいでしょう。
そのような場合は、ハガキとWEBどちらからでも応募できる選択型スキームにして、段階的にデジタル化を進める方法もあります。