ラーメンファンの心をつかむ!菊水様が挑むクロスセルと棚確保戦略とは?

デジタル化の波が食品業界にも押し寄せる中、菊水様は新たなクロスセル戦略と棚確保への挑戦を続けています。主力商品の麺とスープのセット販売促進を目指し、同社が選んだのはitsmonレシートを活用したデジタルキャンペーン。
その結果、店舗と消費者をつなぐ新たな接点を生み出し、さらにはマーケティングデータを活用した次世代の戦略を切り開きました。本記事では、菊水様が抱えていた課題からその解決策、導入後の成果や新たに見えた可能性までを詳しくお届けします。


株式会社菊水 リーダー 木田のぞみ 様

1.  itmonレシート導入前に抱えていた課題をお教えください。

棚確保が課題でした。
当時、主力商品の麺を置いていただける店舗様は多かったのですが、スープも一緒に置いていただける店舗様が少なかったので、このキャンペーンを機に棚を確保したいと思いました。

2. 1の課題を解決するために、どのようなソリューションを求めていましたか?

はがきの懸賞は、個人情報の管理や抽選作業に手間がかかり少ない人数では対応が難しかったので、レシートを活用したデジタルキャンペーンを探していました。
又、社内(製造)と店舗様のオぺーレーションが複雑ではないことが最重要ポイントでした。

 

3. itsmonレシートを導入した決め手は何でしたか?

レシートを使ったキャンペーンというシンプルさが消費者に受け入れられると感じました。
また、デジタル化されたシステムにより、リアルタイムでデータを収集・分析できる点が非常に魅力的で営業活動、商品開発にも活かせますし、キャンペーン包材に切替わっていない期間でもCPを実施できるため、キャンペーン包材を余すことなく実施できるのもコストカットできよかったです。

4. 導入後、貴社の課題はどのように解決しましたか?

セット商品購入により当選確率を優遇する施策を実施できるようになったことで、販売店様にも改めて多種多様あるスープを案内するきっかけをつくることができました。
はがき懸賞とくらべ、管理することは少なく、自動で当選者がきまるので運営担当として時間をとられることは大幅に減りました。
コロナ過ということもあり、オンライン消費が増えていたので、デジタルポイントが当たるという景品も好評でした。

5. 導入したことで、新たに気づいた可能性やメリットはありましたか?初めは想定していなかった、itsmonレシートのメリットや気づきを教えてください。

自分たちでは主力商品だと思っていた商品は毎回キャンペーンでアンケートをとると1~2割の人が「初めてたべた」と回答。まだまだ伸びしろはあると感じることができました。

自由回答には弊社商品に対する愛のあるメッセージや、もっとこういう商品がほしいという意見が沢山書き込まれていて、商品開発に対するモチベーションがグンっとあがりました。

6. itsmonレシートを導入し複数回ご利用いただいておりますが、複数回導入した決め手は何でしたか?

キャンペーンを通じて得られたデータを分析して、わかりやすい資料を毎回用意していただき、改善案のご提案があったことでPDCAを回していけると確信を得られたことが決め手となりました。
複数回実施することで、ユーザーの声を聴くアンケートの内容を反映し、リピーターが多いことを把握できたことによるリピーター優遇のフロー等により企画を実施しPDCAを回していくことで、着実に応募数が増えていきました。

7. 今後、itsmonレシートを活用して取り組みたいことはありますか?現在の成果を踏まえ、次にチャレンジしたいことや期待していることを教えてください。

今後は、得られたデータを活用して、さらに細かいセグメントごとのマーケティング施策を実施したいと考えています。また、地域ごとに異なるキャンペーンを展開することにも挑戦したいです。

その他の事例の詳細をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。

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